2015年03月27日

世の中って不公平にできているもんだ

こんにちは。
椎原崇です。

 

先日、作家の方と打ち合わせしていると
「ズルイ!」「世の中不公平だ!」とグチっている
推定48歳のおじさまがいた。

 

ある程度大人になってくるとお気づきかもしれませんが
世の中って、まあまあ不公平なものなんですよ。

 

「そんなのズルイ!」って言いたくなる気持ちもよくわかりますがね。

 

だって、僕達は
「世の中は公平であるべきだ!」ってどっかで思っているから。

 

それが正しいことだと思い込んでいるから。

 

でもね、世の中が公平であるべきだ!っていう考え方が
なぜ「正しい」と思っているのだろう。

 

そう考えた時に、「お母さんが言っていた」り
「学校の先生が言っていた」ってことなんだろうけど

それが必ずしも絶対的な真実かどうかは
中卒の僕の頭にはわかりまへん。

 

 

ただね、この頭でもわかることが一つあるんだ。

 

 

それは、「公平であるべきだ」って思い込んでると
自分が「飛び抜けて出来ちゃう事」は
イケナイ事って思っている人がいるってこと。

 

だって、自分が飛び抜けて出来ちゃう事って
周りの人からみたら「不公平」だからね。

 

自分が天才的にできる分野も

みんなと同じように

何とか飛び抜けて出来ちゃわないように

何とか目立たないように

「公平」ってルールを真面目に、一生懸命に守っている
人が多いんだよね。

 

こういう人って真面目で優しいんだよ。

 

でもね、そのルールって守らなくていいやつなのかも。

 

そして

ルール無視して

「不公平」に大活躍している人

生まれつきカワイイ人

華麗に玉の輿に乗っちゃった人

 

そのような人達に対して

 

「ズルイ!」と妬んだり

「チョーシのるなよ!」って嫌ったり

「失敗しろ!」って呪ったり(笑)

そんな事も、もうしなくていいの。

 

それぞれが不公平に活躍したらいいんだよ。

 

「公平」っていう素晴らしい言葉を使って
「人生を楽しむ事」をお互いに押さえ込むのはやめよう。

 

不公平だから楽しめるんだ。

 

人間ってみんな個性が違うのだから。

 

椎原 崇