2016年02月28日

ネガティブ研修所へは罪悪感から入学する

こんにちは。

椎原崇です。

 

人は罪悪感の埋め合わせの為に
ネガティブ教習所に入学する傾向にある。

 

人って「行動のエネルギー」が一番強いのって
「否定とか執着」だと思うんです。

 

すごくネガティブな自分とか
 

「こんな自分嫌だ!」
 

って感じるような時って、
ある意味、莫大な行動エネルギーを生み出します。

 

だから、否定や執着がなくなっちゃうと
行動するエネルギーもなくなっちゃう人が多いわけです。

 

例えば、僕の場合だと、

やっぱり「学歴がない。」
って事がコンプレックスだったので、

 

その低学歴の自分を否定するような感じって
やっぱり強かったんですよ。

 

「そんな自分は恥ずかしいから」って
めちゃめちゃ努力したり、

 

「中卒だから、ほかの人がやらないくらい頑張らなきゃ」

 

っていう感じで、
行動のエネルギーを生み出してくれたわけです。

 

この状態で、「まあ中卒でもいいよね~」って状態だったら
精神的には楽だったかもしれないけど
たぶん、あまり行動はできなかったし
今みたいにはなっていないと思うのです。

 

このように、
自己否定は強力なエネルギーがあるのですが、

これはこれで、いいタイミングで手放さないと、これまた厄介なのです。

 

このケースだと、

「僕は中卒だ」

という事に「罪悪感を感じている」ということなのです。

 

だから、その「中学までしかでていない」
という事が、

 

なんか悪い事のような感じがして、

 

なんか、ズルしているような感じがして、

 

そんな悪い自分は、もっとがんばらないと!

 

そんなズルが帳消しになるには
人がやらないようなレベルでがんばらないと。

 

という感じになっているので、

 

なぜか人生で、
「罪悪感を軽くしてくれそうな苦しい事」を引き寄せるのです。

 

ある苦しみをなんとか乗り越えると、

「じゃ、次これいってみようか~」的に

またズルしている自分を帳消しにしてくれそうな
いい感じの苦しみを引き寄せて、
自分の罪悪感を和らげようとする。

 

これが、ネガティブ教習所に入学したようなもので
罪悪感を払拭するために、どんどんネガティブな事が降りかかるのです。

 

で、、

まず、、

その罪悪感ってニセモノなんですよ。。。。

 

別に悪い事していないし
ズルしていないんです。

 

それが、

悪いことだった、

 

自分がダメだった

 

ズルしちゃった。

 

自分のせいだ。。

 

って思っているのは

 

自 分 だ け

 

なのです。

 

だから、そもそも、償う必要のないやつなのです。

 

だから、そのどんどんくるネガティブな出来事、、、

必要ないやつかもしれんないんですよ。

 

なにか、困難や~って感じる事があったら、

「これを乗り越えることで
どんな罪悪感を償おうとしているんだろう?」

って考えてみて。

 

で、それが「どれだけ必要ないか?」って事に
気が付ければ
ネガティブ研修所の卒論みたいなものだ。

 

人生って、もっと楽しい事で満たされていていいんです。

 

その研修所、さっさと卒業しちゃいましょう。

 

椎原 崇