2015年07月10日

お金がない方が世の中は平和なのか?

こんにちは。

椎原 崇です。

 

そーいえば、昔、お金っていうものに対して
猛烈に怒りを感じていた時期があった。
 

もちろん便利なものだとは思っていたんだけど

なんかさ~、お金があるか無いかで
あまりにも生活が違いすぎるのをみて
すごく嫌な気持ちになったんだよね。
 

そして、お金を奪い合うために
人類が生きているような感じがしていたの。
 

だって、地球には全人類が食べるのに困らない以上の
食料があるわけだし、お水もあるし、
みんなが綺麗な服を着ようと思えばあるわけじゃん。
 

地球ってゆーか、自然はみんなに行き渡るくらいの豊かさを
与えてくれているのに、
 

お金がないとその恩恵を受けれないって、、、
 

そして、お金がある人はそれを有り余るくらいもつ
ってどーなの?って思っていたの。
 

そんな事したら、そりゃ奪い合うわ。
みたいなね。
 

そんなことで、お金っていうものが存在しているから
貧しい国の人は苦しんでいるし、
人類は争うのではないか?
 

って思って、

「お金って存在しない方が
世の中よっぽど幸せなんじゃないか?」
って思った。
 

そしたら、みんなに食料なんかも
いきわたるんじゃないかって思ってたの。
 

でも、そうじゃないって気がついた。
 

もし、お金がなくなったら、どうなるかっていうと
今度は単純に、お金に変わるものを奪い合うんじゃないかって思ったんですよ。
 

今度は宝石とか食料とかを奪い合いになって
結局、お金の代わりのものが出来るだけだと思ったんです。
 

それはどういうことかというと、
 

つまり、外側の問題ではなく
内側の問題。
 

心の問題だと思うんだな~。
 

「今の自分は不十分で、
これさえあれば満たされるはず。」
 

このような「欠乏感」
をお金に投影しているだけんじゃないか?
って思った。
 

自分の内側のことを自分の外側にみているので
お金がなくなろうが、他の物にその欠乏感みるだけなんだよね。
 

そして、その自分の欠けているって感覚は
得ることでは満たされない。
 

先に与える事で、自分は何も欠けていないって
気がつけるものなんだよね。
 

まあ、僕達って、「お金」に色々なものをみているんだな~。

 

椎原 崇