2015年12月13日

自由を苦しみに感じるとき

こんにちは。

椎原 崇です。

 
自由がない時代も苦しかったのかもしれないけど

自由がありすぎて、決められなくなることも
同じくらい苦しいことなのかもしれない。
 

今って、とても便利なことに

たくさんの情報があって、
 

それらに簡単にアクセスできるので
 

自分が選択することに関して
他人が評価したことに乗っかることができる。
 

お店を選ぶときも、
みんながオイシイっていっているお店にいったり
 

どの家電がいいかも、他人が使ってみた感想を参考にできる。
 

「どの本がいいのか?」も自分の憧れている人が勧めている本は
いいもののような感じるものだし、
 

有名な人が言っている事は
何の疑問も持たずに、素晴らしいことだと思い、
 

自分が尊敬している人がダメだといっている考え方は
ダメなような感じがする。
 

ようするに、知らず知らずのうちに
自分で決めるというよりは、
他人決めてもらっている。
 

いや、少なくとも、
他人の決断にのっかって選択していることが
多い時代なのです。
 

だから、「どう生きたらいいですか?」
 

なんて、自分にしかわからないようなことも
なんか人に決めてほしくなるのだと思う。
 

そして、他人の生き方をみて、自分もそう生きようとして
「自分以外の何者か」になろうとするのかもしれない。
 

自由ってとても素晴らしいと同時に
 

自由すぎると
 

自分の可能性がありすぎると、
 

どうしていいのかわからなくなって
 

自由を苦しみに感じている人も
実は結構多いのかもしれないな~なんて思うのです。
 

椎原 崇