2016年02月10日

「はやい・やすい・うまい」の後に起きること。

こんにちは。

椎原崇です。

 

時代が一つの方向に偏ったら
必ず反対の意見が出てくる。

 

それは自然の摂理なので、ごく当たり前のことなのです。

 

 

例えば、

「速い、安い、美味い」というのが
当たり前になってくると、

 

「もっと健康に良いのがいいよね～」とか

 

「一つ一つ丁寧につくったものの方が高くても買う」

 

みたいに、

その「安い、速い、美味い」を否定するような流れが
時代的に必ず起きるのです。

 

 

 

コンビニも「24時間あいていて、何でも揃ってとても便利」

という事で、今までのお店のあり方を否定するような流れで
できました。

 

そして、そのサービスやあり方が「新しい」と評価されている時は
賞賛されたり、支持されて、広がる傾向にあるのですが、

ある一定ポイントまで広がったら、

そのサービスやあり方が当たり前になったら、

逆にそれを否定するような流れが起きるのです。

 

 

必ず主流の考え方を否定するような流れが出来て、

そして、次にその流れが主流になる。

 

 

僕と同世代以上の人はわかるかもしれませんが、

僕が小学校の頃とかは、サラリーマンは仕事してなんぼ
みたいな感じで、

仕事人間ほどカッコイイ的な流れがあったんだけど、

 

「仕事中心のライフスタイルが」主流になって
それがある一定までひろがって当たり前になると、

 

今度は、仕事よりも大事なことあるよね！って
「仕事以外のところを充実させたライフスタイル」が主流の流れになる。

 

そして、それが主流になったら
またそれを否定するような流れが起きてくるのです。

 

 

頭の良い経営者やリーダー達は、この自然の流れをよくわかっていて、

 

自分の商品やサービスが、どのくらいまでは賞賛されてひろまって
どのくらいで否定されるような流れになるのか？

というところまで、ちゃんと前もって考えて計算しているのです、。

 

主流への強烈なアンチの流れが起きた時は
全く新しいサービスや考え方が生まれる時でもあります。

 

リーダー達はそのイノベーションが起きるタイミングを
ずっと意識しているのです。

 

 

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椎原　崇

 

 

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椎原　崇