2015年04月6日

「他人よりもまず自分を幸せにする」の罠

こんにちは。
椎原崇です。

 

 

他人よりも、まず自分を幸せにする。

 

これはそのとーりだよね。

だって、自分が満たされていないと
他人の幸せなんか考えられないからな~。

 

 

でもね、
「まず自分を幸せにする」って
「今の自分は幸せじゃない」ってことだと思うんだけど

それが、思い込みじゃないか?ってことを疑ってみることも
大事なのかもしれない。

 

 

「いつか」幸せになったら、
周りの人にも幸せをおすそ分けするのではなく。

 

実は、「今」すでに幸せだったと気がつくこともあるかもしれない。

 

 

それはどんな時かっつーーと

 

 

「与えたとき」だと思う。

 

 

「与える事で自分が持っている事に気がつく」事もあるから。

 

 

だって、持っていないと与えられないからね。

 

これは、幸せでも、お金でも、豊かさの感性でもなんでも一緒。

 

「与えるものが受け取るもの。」

 

この言葉は、

与えたから返ってくるのではなく

与える事でそもそも自分が持っていた事に気が付き
それが現実に認識できるようになるって側面もあるのかも。

 

 

人に幸せを与えることで、自分は幸せだと確認できたりも
するので「与えること」ってとっても大事なんだ。

 

 

少し前、ずっと体調の悪い方がいたのだが、
僕はたまにその方に人生相談に乗ってもらっていた。

そう、病気の方に人生相談に乗ってもらっていたんでゲスよ(笑)

 

正直、「体調が悪いのに、僕の話なんか聞いてもらって悪いな~」
と思っていたのだが、

ってまあ、普通の大人はそう感じると思うが(笑)

 

でも、その人の体調が良くなった時に
なぜかとても感謝された。

 

 

「私がどん底の時に与えさせてくれてありがとうね」

って。

 

 

僕は「迷惑じゃないか?」と罪悪感を感じていたのだが
実は立派にお役にたっていたみたい( ̄▽ ̄)

 

僕は「与えてもらっている」と同時に
「与えさせてあげている」状態だったんだな~。

 

そうやって、自分に全く自信がないときでも
与える事を経験することによって
満たされていく人もいるんだな~と思った

 

 

満たされてから相手を満たすってのはその通りだと思うが
「満たされている」って気が付くのは「相手を満たしてあげたい」と
与えた時なのかもしれまへんね。

 

 

椎原 崇