2015年06月25日

罪悪感を持つ事で得ようとしてるもの

こんにちは。
椎原崇です。

 

罪悪感っていつの間にか
持っちゃうものっていうか

思い込んでしまうものみたいだ。

 

うちの母親って身体が丈夫な方ではなく
毎日薬を飲まないと
調子悪くなってしまう感じで
体調的にすごく不安定な人なんだけど
そのキッカケをつくったのは、
僕のせいだとずっと思っていた。

 

 

僕って15歳くらいから家を出ていた人で
実家に特に連絡もせず、顔も見せない日々が
結構長かったんっすよ。

 

ある時、かなーーり久しぶりに実家に帰ると
お母さんの体調がすごく変わってて。。
安定剤飲んだりとか、、ね。。
なんかそのような状態になっていたのをみて、

 

さすがに

「うわぁー、俺のせいやん」

って
「僕が心配かけたからだ」

って思いましたよ。

 

とてもお母さんに対して
申し訳ない気持ち、罪悪感を感じていた。

 

でも、そのことに関して
母親にあやまることもできないって感じ。

 

「自分のせいだ!」って勝手に罪悪感を感じて
それをあやまることが出来ない自分をまた責める、

みたいなループで。

結構長いあいだ自分を責めまくっていた。

 

しかし、大人になって親とそのことを話していたら

なんと、僕が出て行って、連絡しなかったことと
母親の体調が悪くなったことは関係なかった事が判明したw

 

親からしたら、なんでそんなことが関係あるの?
ってなもんでしたよww

 

えーー?俺悪くなかったの??みたいな(苦笑)

 

傍から見たら別に関係なさそうなことを
自分のせいだと思うことも結構あるもので

僕は勝手に自分のせいだ!と思い込んで
罪悪感を感じていたわけ。

 

自分が選択することには必ず意図がある。

 

この時、「僕のせいだ!」と罪悪感を感じる事にも、
もちろんメリットがあるわけなんですよ。

 

この僕の場合は

お母さんの体調が悪くなったのは、僕のせいだ!
と思うことで、

 

「僕がいなくなったら、母親は体調が悪くなるくらい
僕って母親にとって重要な存在なんだ。」
「僕ってお母さんに対してすごく影響力があるんだ」
って思いたかったんだと思う。
だから勝手に自分が悪いってことにしていたんだよね。

 

でも、それって歩道を歩いている時に
目の前で交通事故が起きて

「運転手が私に見とれていたから事故が起きたんだ。。。」

ってな感じで、罪悪感を感じているようなものなのだが。

 

自分が悪いってことにするんで、自分が美しすぎるってことも
いただきます。みたいな(笑)

 

そんなことを無意識にしていることに気がついたとき
罪悪感から開放されてすごく楽になった。

 

そして、そこまでしてお母さんに対して影響力があると
思いたいって自分の必死さに笑えてきたのを覚えているw

なんか人間っぽくていいじゃんね~( ̄▽ ̄)

 

椎原 崇